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2018年04月01日

紫詰草(ムラサキツメクサ)

ムラサキツメクサの花


【紫詰草(ムラサキツメクサ)、赤詰草、クローバー、レッドクローバー、馬肥し】

日本各地に分布するマメ科マメ亜科シャジクソウ属の多年生帰化植物です。
原産地はヨーロッパで江戸時代にオランダからの荷物に入り渡来しました。
明治以降は牧草として広く栽培され、野生化して全国に広まっています。
  
花言葉:「勤勉」「実直」「豊かな愛」「」
     (四つ葉)「幸福」「私のものになって」
     (濃赤)「華美でなく上品」
誕生花:4月18日
 
名前はオランダから輸入されたガラス器や陶器の緩衝材として箱の中に詰められて居たことに由来します。
草丈は30〜50cm、北海道での開花の時期は5月中〜10月中旬頃迄です。
シロツメクサが匍匐茎を持ち地面に張り付く様に広がるのに対し、ムラサキツメクサは株状の根を持ち立ち上がります。
またシロツメクサは花茎に葉を付けませんが、ムラサキツメクサは花の直下に葉を付けます。
北方系の植物の為暑さに弱く、夏場は地上部が枯れ涼しくなるとまた繁茂します。
花の見かけの大きさは直径3cm程ですが、小さな花が集まった集合花と呼ばれる造りです。
集合化は頭花(とうか)、頭状花(とうじょうか)、頭状花序(とうじょうかじょ)とも呼ばれ、菊やタンポポ・向日葵(ヒマワリ)等も集合花です。
クローバーは「マメ亜科シャジクソウ属」の総称で、紫詰草(赤詰草)や立和蘭蓮華(タチオランダゲンゲ)もクローバーです。
注1)ももいろクローバーZも花が集まった造りで同じ様に見えますが、シャジクソウ属ではなくスターダストプロモーションに属しています。
注2)ピンクの色を持つシロツメクサは桃色詰草(モモイロツメクサ)Trifolium repens L. form. roseum Peterm.と別に呼ばれています。 
                                         
白いのがピンクになるなら、ピンクが白くなる事もあります。 
雪花詰草(セッカツメクサ)
白い花はムラサキツメクサのアルビノで雪花詰草(セッカツメクサ)と呼ばれていますす。
シロツメクサであれば花茎に葉が付きませんが、これには付いており、草丈もムラサキツメクサに同様です。
ムラサキツメクサの中にシロツメクサ混ぜた様で何のインパクトもありませんが、花の下に葉が付いてるのが判るでしょうか?

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関連記事 シロツメクサ⇒西熱郛の植物 白詰草
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百科事典で調べる⇒シロツメクサ ムラサキツメクサ
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苗をお探しの方は⇒北の山菜 紫詰草 花苗





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Posted by サヴァイバー at 13:18│Comments(0)適潤地の花:ピンク
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