鬼矢柄(オニノヤガラ)
【鬼矢柄・鬼矢幹・鬼箭(読みはいずれもオニノヤガラ)】
北海道・本州・四国・九州に分布するラン科オニノヤガラ属の多年草です。
葉緑素を持たず光合成をおこなわない腐生植物で、楢茸(ナラタケ)に寄生する無葉蘭の1種です。
名前の由来は「形が弓矢の矢のよう」って事ですが、確かにこんなもんブッ飛ばして来る奴は鬼くらいでしょう。
花言葉:略奪愛、陰謀、潔く身を引く。【2018.3.17記事追加】
誕生花:なし。
草丈は0.5~1.2m程で、6~7月頃やや褐色がかった黄色の花を茎の先端に20-50個咲かせます。
花は下の方からだんだん咲いていき、枯れた後地上部は跡形もなくなります。
アイヌの方達の呼び方「盗人の足(ヌスビトノアシ)」はその消えっぷりの良さであるとか、地下に残った根茎の形に由来するとか言われています。
でその形は?というと、こんな感じ。
これが「盗人の残した足跡に見えるから」てな事書いてあったりしますが・・・
おっさん家は貧乏で盗人来た事無いから分からん!d( ̄。 ̄)
むしろ花の形がつま先丸めて歩く盗人の足に似てる気がする。
イメージ的には「踏ん付けられた男爵イモ」ですかね~?
アイヌの方達はこれを掘って煮物にしていたと、松浦武四郎のなんちゃら日誌に書いてあるって見たとか見ないとか・・・
いい加減過ぎんダロ!!(メ▼▼)=○(/_x)/
(T^T) グスン 根茎を蒸して乾燥させたものは【天麻(テンマ)】と呼ばれ、頭痛、めまい等に鎮静・鎮痙・強壮作用があるとされ、
中国では結構な感じで栽培されてますってwikiに書いてありました。
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百科事典で調べる⇒オニノヤガラ
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更にはヒステリー症、てんかん、メニエル病、半身不随、手足の痙攣、リウマチなどに良いとされます。」って書いてある記事もありましたが、素人が加減も判らずに喰うたらイカンですっ!
武四郎さんの日誌には「マジこれメッチャ旨い!」とか書いて無いですが、興味のある方は自己責任でちょっぴり食べてみたら如何かと思います。
(゜▽゜)\(--;)オ~イ!
そも武四郎さん「バリ旨」とか言わんゾ~
しかしまあ、中国では幼少期と成長期の菌の種別分けてまでして育ててるなんて驚きですネ。
お高いんですかね~?
【メモ】
下位品種って?変種<品種<亜種<別種 ?
アオテンマ:茎が緑色になる。
シロテンマ:茎が短く、花・茎が黄色。
外来種
ヤセウツボ:ラン科ヤセウツボ属。オニノヤガラの花が上端にまとまるのに対し
ヤセウツボは茎の中央付近から上にまばらに咲く。
花茎は赤箭(しゃくぜん)と呼ばれる。
古名では神ノ矢幹とも呼ばれる。w(°o°)w サジタリウスの矢かよ~
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