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2018年03月18日

一人静(ヒトリシズカ)

一人静(ヒトリシズカ)

【一人静(ヒトリシズカ)】
北海道・本州・四国・九州に分布するセンリョウ科ヒトリシズカ属の多年草です。
属に関してはチャラン属またはセンリョウ属に分類する資料もありますが、不明の為「ヒトリシズカ・キビノヒトリシズカ・フタリシズカ」の3種でヒトリシズカ属とする説をとりました。
吉野静(ヨシノシズカ)、眉掃草(マユハキソウ)とも呼ばれています。
草丈は10〜30cm、北海道での開花の時期は5月中〜6月下旬頃です。
 
花言葉:静謐、隠された美。
誕生花:2月4日

学名はChloranthus japonicusで近縁種キビヒトリシズカ(Chloranthus fortunei (A. Gray) Solms)は絶滅危惧種となっています。

名前の由来は花を「静御前が舞う姿に見立てた」との事。
眉掃草の方は、「この櫛みたいな感じのヤツで眉毛を整えて~」てな感じで、
( ̄~ ̄;)?なおっさんも「ああ~アレね」と納得したのだが・・・・
おっさんのイメージしたアレって「まつ毛」のヤツだった。
まあ~アレで眉も整えるのかどうかは知らんのだがそういう事だそうです。
 
4枚の葉が輪生する中に珍しい形の花が一輪?咲いている姿にはなかなかの人気です。
よく見ると葉は微妙に段違いになって居て、実際は対生になっています。
軸が緑色の物は特別に「青軸一人静」と分けて呼ばれています。
白い糸みたいなのは実は雄蕊(おしべ)で、花としては変な格好ですね~。
ピョロピョロ伸びてるのがおしべだと分かるとチャラン属っていうネーミングもな~んか怪しい。
チャラ男属って事?んな訳ねえか。
 
芽出しの頃
出始めの頃はこんな感じです。
少しハシリドコロに似てますねえ。
他の植物が育ちにくい貧栄養の良く陽の当たる場所等に群生・散生する事の多い植物です。
笹など他の植物が繁茂する場所では消えちゃったりします。 
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百科事典で調べる⇒ヒトリシズカ
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苗をお探しの方は⇒北の山菜 一人静花苗





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Posted by サヴァイバー at 21:39│Comments(0)適潤地の花:白
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